「石山寺」は奈良時代、747年に創建されました。
「紫式部」が「源氏物語」を書き始めた場所と伝わる「源氏の間」が本堂にあることでも有名です。
境内には、石山の名の由来である巨大な硅灰石(けいかいせき)があります。
石山寺の割引クーポンは?
【周辺にはこんな施設も♪ 参考リンク】
石山寺から車で26分
石山寺から車で18分
石山寺から車で20分
石山寺から車で12分
「東大門(ひがしだいもん)」をくぐり、そのまま真っすぐ進んだところに券売所があります。
「石山寺」の入山料は、大人(中学生以上)600円、小学生250円。
私は今回、大河ドラマ館とのセットで購入し、料金は1,000円(※小学生は450円)でした。
出かけたのは平日でしたが、大河ドラマ『光る君へ』の影響で、大勢の方が来られていました。
「石山寺」の拝観時間は、8時から16時半。
「石山寺」の拝観料の割引クーポンをあちこち探しましたが、見当たりませんでした。
しかし、「石山寺」の最寄り駅は京阪石山寺駅です。そのため、京阪電車と「石山寺」を組み合わせたお得きっぷが発売されています。
「石山寺」周辺は道路がよく渋滞し、「石山寺」の駐車場も有料のため、京阪電車を活用すると時間も節約でき、お得感もあります。
京阪大津線沿線には、「三井寺」や「近江神宮」、「日吉大社」、「比叡山延暦寺」など有名な神社仏閣が多くあるため、あわせて巡るのもおすすめです。
石山寺周辺の無料駐車場:石山寺参道駐車場
「石山寺」の駐車場は有料ですが、「石山寺」のすぐ近くには2時間までなら無料で停められる駐車場があります。管理者は、滋賀県大津土木事務所です。
「石山寺参道駐車場」(マップ)という名称のとおり、ここに車を停めて「石山寺」へ行っても問題はありません。
開放時間は9時から16時半。
満車になっていることも多い駐車場ですが、空いていればラッキーです。
石山寺観光駐車場は1回600円
「石山寺観光駐車場」には140台駐車できます。
駐車料金は、1回600円。
駐車場が全体的に狭いため、縦列駐車が苦手な人は公共交通機関を利用した方が良さそうです。
京阪石山寺駅から石山寺への行き方
京阪石山寺駅の改札口は1ヶ所のみです。
京阪石山寺駅から「石山寺」へは、徒歩で約15分です。
京阪石山寺の改札を出た後、そのまま真っすぐ進みます。
歩道を真っすぐ1kmほど進むと、「石山寺」の「東大門」が歩道の右側にあります。
石山寺でランチは楽しめる?
「石山寺」境内に飲食できる場所はありませんが、周辺には飲食店が何軒か並んでいます。
軽く何か口にするたけで良ければ、「東大門」のすぐ前にある、有名和菓子店「叶匠壽庵」の石餅がおすすめです。
おもちと饅頭の中間くらいの固さで、甘みも程良く、力がみなぎります。
さすがの銘店の味です。
また、「石山寺」周辺のランチのお店としては、手打ちそばの「蕎麦屋すみ蔵」(マップ)がかなり人気です。
電車で一駅離れますが、唐橋前駅のすぐ近くにある「松喜屋本店」(マップ)は近江牛が美味しいお店として有名です。
石山寺のみどころは?
券売所から真っすぐ進むと、すぐ右手に長い階段があります。
その階段を上ったところのすぐ左手の階段を上ると、「本堂」があります。
本堂内は撮影禁止。
また、本堂横には「源氏の間」がありました。
「紫式部」が籠ったという部屋です。
私は本堂で「紫式部開運おみくじ」を引きましたが、「今は苦労を耐え忍ぶとき」とのことでした。
本堂前にそびえ立つのが、石山の名称の起源となった硅灰石。
硅灰石の上には、日本最古の「多宝塔」があります。
大河ドラマ館へ
中宮(ちゅうぐう)藤原彰子(ふじわら の あきこ)に物語づくりを命じられた紫式部は、「石山寺」を詣でます。
そして、琵琶湖に映る中秋の名月を見た「紫式部」は、「今宵は十五夜なりけり」と『源氏物語』を書き始めました。
「大河ドラマ館」では、ドラマの概要やスタッフ、「大河ドラマ館」限定の映像コンテンツ(4Kシアター)、小道具展示などを見ることができます。
2024年4月14日放送の「おごれる者たち」では、石山寺が登場しました。
当時、都の人たちの間では、「石山寺」で夜更けまで祈願する「石山詣」が流行していました。
まひろも、さわたちと寺を訪れます。
「大河ドラマ館」の中央では、撮影で使用された衣装が展示されています。
「大河ドラマ館」のお隣で同時開催されている「源氏物語 恋するもののあはれ展」へも行きました。
平安時代、恋愛のポイントとなった色・香り・花の文化を体験できる「恋の決め手は、美のセンス」という展示エリアでは、デジタルおみくじを引きました。
「抱え込まず、人に相談してみたら、うまくいくことも!」とアドバイスをいただきました。
建部大社にも、合わせて訪れたい♪
「石山寺」の近くには、「日本武尊」と「大己貴命」を祀る「建部大社」もあります。
近いと言ってもその距離は2.4kmあるため、京阪電車で1駅先の唐橋前駅まで行き、そこから「建部大社」へ向かうと約1.0km、徒歩14分で着きます。
京阪唐橋前駅から「建部大社」への道順は、以下のとおりです。
京阪唐橋駅前駅の改札を出た後、すぐ前にある「唐橋西詰交差点」へ向かいます。
「唐橋西詰交差点」を真っすぐ進み、「瀬田の唐橋」を渡ります。
「神領交差点」を、そのまま真っすぐ進みます。
正面に「建部大社」があります。
建部大社のみどころ
社伝によると、景行天皇46年(316年)、御妃布多遲比賣命(ふたじひめのみこと)が神崎郡建部の郷に日本武尊(やまとたけるのみこと)の神霊を祀られたのが始まりとされています。
その後(675年)、近江国の中心地であった瀬田の地へ遷し祀られました。
「二之鳥居」をくぐった先に「神門」があります。
「本殿」では「日本武尊」、「権殿」では「大己貴命」が祀られています。
境内では、特別天然記念物である「菊花石」や、天然記念物である「さざれ石」を見ることもできます。
こちらが「菊花石」。菊の花のように見える模様が何なのか、謎に包まれている石です。
こちらは「さざれ石」。「君が代」でお馴染みですね。
こちらは「水琴窟」。
水がしたたり落ちる度に、琴のような美しく澄んだ音色が響きます。
「水琴窟」のすぐ横には、「頼朝公の出世水」があります。
「この水は直接お飲みいただけます」「お汲みになる方は、右の蛇口をご利用下さい」と書かれており、水を汲んでいる人もちらほら見かけました。
「水みくじ」)(300円)なるものもあったため、くじをひいてみました。
くじを水に浮かべると、文字が浮き出てきます。