滋賀県は、おいしいものの宝庫。
ご当地でしか味わえないものを提供しているお店も多いです。
ここでは、リーズナブルな価格でランチ/ディナーできるおすすめ店をまとめました。
近江牛
滋賀グルメの筆頭に上がるのは、近江牛。
松坂牛、神戸牛と並び、日本三大和牛の1つ。
それだけに、滋賀観光で近江牛は外せません。
近江牛すきやき丼(予算1,500円)

近江牛すきやき丼で有名なのは、「まるたけ近江西川」。
近江八幡市の八幡堀のすぐそばにあるお店です。
「マルタケ近江日野牧場」も経営しておられるため、品質は確か。

近江牛すきやき丼は、牛肉の旨味やすきやきのおいしさを堪能できる絶品料理。
価格は税込1,375円と、近江牛の料理の中では破格値。
今まで私が食べた牛丼の中で、間違いなくナンバーワンの味です。
「まるたけ近江西川」の詳細については、別記事でまとめています。

近江牛の焼肉(予算3,500円)
「焼肉すだく」は、近江牛と近江米を堪能できる、滋賀県最大の焼肉ローカルチェーンです。
運営しているのは、株式会社総合近江牛商社(本社:滋賀県栗東市)。
近江牛の食肉卸・加工事業を行っている企業だけに、その味は本物。
滋賀で上質の近江牛を食べたい人にぴったりのお店です。
焼肉すだくの割引クーポンなどお得情報については、アプリで提供されています。

今回出かけたのは「焼肉すだく家族亭守山店」(マップ)でしたが、アプリ会員の場合、ウーロン茶は何杯でも無料。
また、キムチも500円で食べ放題になりました。

さらに、肉ケーキ作成費1,000円が無料に(要予約)。
サービスが豊富なため、アプリ会員にならない手はありませんね。
「焼肉すだく」はオーダー制(平日限定で食べ放題もあり)。


上質のお肉を、ゆっくり味わいたい人向きです。
オーダー制の週末だと、かなりの出費? と思いきや、今回、週末であるにもかかわらず、意外と安く済みました。
「厳選A4近江牛上カルビ」の他、牛タンや牛タンソーセージ、極旨ハラミなどいろいろ注文し、十分お腹が満たされました。
ウーロン茶が無料(おかわりも無料)、ソフトドリンクも低価格(ジンジャーエールやカルピスなどは299円)なのは、うれしいですね。
かかった費用は全部で税込14,280円。4人で割ると1人あたり3,570円。
この予算で、上質の近江牛を堪能できるのであれば、かなりお得ですね。
焼鯖そうめん(予算1,000円)
焼鯖そうめんは、長浜を中心としたご当地グルメです。

焼鯖そうめんで特に有名なお店は、「黒壁スクエア」にある「翼果楼(よかろう)」。
古民家を活用したお店で、外観もおしゃれです。

焼鯖そうめんは、税込1,100円。
ゴロッと大きな鯖がのっており、鯖の汁をそうめんに絡めると、驚きの美味しさに。
何度でも通いたくなる、中毒性のある味です。
「翼果楼」の詳細については、別記事でまとめています。

十割そば(予算1,000円)
十割そばとは、そば粉100%で作られたそばのことです。

十割そばを提供しているお店でも、超有名なお店は「そば処 百百百百(どどもも)」。

お店は彦根市にあり、登録有形文化財にもなっている古民家、百百家住宅を活用しています。
戦国時代、この一帯は、百百氏一族が形成していた集落(百々村)だったのです。

「そば処 百百百百」は、火曜日と水曜日が定休日。
営業時間は11時から14時までです。
第1駐車場と第2駐車場があり、計約20台駐車できますが、平日でも満車になるほどの人気ぶり。
平日でも、開店と同時に行かないと順番待ちになります。
ただし、店内は席数が多く、お客さんの回転も早いため、待ち時間は比較的短め。
先着順のため、受付簿に名前を書いて、呼ばれるまで待ちます。

価格は全体的にリーズナブル。
もりそば(丸抜き)が税込970円、玄挽もりそばも税込970円です。
丸抜きとは、そばの実の外皮を取り除き、手打ちしたもので、通常は、こちらのそばを食します。
玄挽きは、黒い皮のまま挽き、手打ちしたものです。そのため、色が黒っぽくなっています。

セットメニューには、AセットとBセット、Cセットがあります。

今回頼んだものは、もりそば(丸抜き:税込970円)と海老と野菜の天ぷら(税込690円)。合計で税込1,660円。
最初に運ばれてくる、そば茶もおいしく、ほっこりした味。
十割そばは、しっかりこしがあり、そば本来の濃厚な味わいを楽しめます。
お店のこだわりは天ぷらにも。
薄い衣でサクッと揚がっており、塩だけで素材の旨味が存分に感じられます。
どれも丁寧に調理されており、素材への愛情が感じられる料理です。
びわます
マスとしてはニジマスが有名ですが、ビワマスは滋賀県固有種。
見た目はサーモンですが、サーモンよりクセがなく、甘みのある上品な脂が特徴。「マグロのトロ以上」と言われることがあるのも、納得の味です。
滋賀県内には、このビワマスを提供しているお店がいくつもあります。
ビワマス料理 山本屋魚濱(予算2,500円)

ビワマスを提供するお店として有名なのは、「黒壁」にある「ビワマス料理 山本屋魚濱」。


店内は清潔感にあふれ、刺身やソテーがとてもおいしいです。
一之重は税込2,500円、二之重は税込3,500円。
詳細については、別記事でまとめています。

ラーメン
滋賀県でも、ラーメンは激戦区となっています。
ご当地ラーメン店を回るだけでも楽しめます。
らーめんチキン野郎(予算1,000円)
「らーめんチキン野郎」は、鶏白湯(とりぱいたん)スープが特徴のラーメン店です。
滋賀県彦根市に本店(マップ)があります。
【らーめんチキン野郎 草津店】

今回は「らーめんチキン野郎 草津店」(マップ)へ行ってきました。


駐車場は、大通りを渡った向かいにあります(1/2/3/4/13/14番)。駐車料金は無料です。
出かけたのは日曜日の14時頃でしたが、20分ほど待った後、入ることができました。

店内は清潔感があり、テーブル席とカウンター席があります。
女性でも入りやすい雰囲気のお店です。

看板メニューの「こってり野郎」は税込950円(2024年10月現在)。

鶏白湯スープは、ドロっとしていて濃厚な味。
それでいて、しつこさが全くありません。
麺は、やや細麺ながら、スープがしっかり絡み、食べごたえがあります。
トッピングのチキンも意外なことに、相性抜群。
私はメンマがちょっと苦手なのですが、これまた意外なことに、ここのメンマは臭みがなく美味しいです。
娘らも、お店のラーメンがとても気に入っていました。
来来亭(予算1,000円)
滋賀を代表する有名ラーメン店と言えば、来来亭(らいらいてい)。県内各地にお店があります。
この日、出かけたのは来来亭 栗東店。
駐車場には20台くらい駐車可。駐車料金は無料。
出かけたのは平日の11時すぎでしたが、お客さんはパラパラ程度。
お昼になっても順番待ちは発生していませんでした。
一時期は長蛇の列のお店でしたが、ラーメン競争が激化し、お客さんが分散しているのかもしれません。

メニューは、ラーメン(税込820円)、こってりラーメン(税込880円)、チャーシュー麺(税込1,020円)など。

私が好きなのは、葱ラーメン(税込1,080円)。
来来亭のラーメンは、京都風醤油味の鶏ガラスープが特徴。
麺はやや細めですが、スープがしっかり絡み、食べごたえがあります。
ネギはちょっと苦めですが、これだけ食べると、疲れた体もシャキッとなります。
麺屋たけ井(予算1,500円)
麺類として圧倒的ボリュームと存在感を放つのが麺屋たけ井(めんやたけい)。
京都府城陽市に本店を構える超人気店で、滋賀県では、草津市内(マップ)に店舗があります。
出かけたのは平日の20時頃。
いつもは順番待ちなのですが、この日は待ち時間なしで入ることができました。

人気No.1は、なんと言っても、特製つけ麺(並が税込1,390円)。

並を頼んだのですが、ものすごいボリューム。
スープは豚骨魚介スープ。こってり濃厚な味で、中には肉やメンマなどの具がたっぷり入っています。
麺もうどんくらいの太さがあり、並でも2人前くらいの量。
トッピングされている具も半端じゃありません。鶏も豚も、チャーシューも、メンマも大型サイズで、煮卵まで丸ごとついています。
これを食べきったら、しばらく苦しくて動けなくなります。
絶景スポットでランチ/スイーツ
絶景スポットを楽しめるランチ/スイーツのスポットも紹介します。
シャーレ水ヶ浜(予算1,000円)

「シャーレ水ヶ浜」(Googleマップ)は、近江八幡市の湖畔にあるカフェですが、軽食の提供も行っています。

お店の前には、約15台停められる駐車場があります。

出かけたのは日曜日の11時50分頃。奇跡的に待ち時間なしで入れましたが、その後すぐ満席となったため、早めに出かけた方が良さそうです。

席は、店内席とテラス席があります。
景色が良いのは、もちろんテラス席。
湖が非常に近く、岸へ打ち付ける波音がとても心地よいところです。

ランチはカレー、パスタなどが税込1,000円。
+700円で、ケーキとドリンクをつけることができました。
軽食とスイーツの味は普通ですが、ロケーションは本当に素晴らしいです。
テラス席のすぐ下には、あひるの群れがおり、あひるのかわいい仕草にも癒やされます。

建物横の階段を下ると、琵琶湖畔に出ることができます。
満席時には、順番待ちの時間を活用して、あひるを見に行くのも良さそうです。

あひるのすぐ近くまで行くことができました。
あひるのエサを100円で買うこともできます。
かわいすぎて、時がたつのを忘れてしまいそうです。
ベーカリー
滋賀県は、パン屋さんの激戦区。
その中でも、とっておきのパン屋さんを紹介します。
パン・ドゥ・マルシェ(予算1個250円)

「パン・ドゥ・マルシェ」(マップ)は、個人的に滋賀県ナンバーワンの味のベーカリー。
営業時間は平日9時から19時、土日祝7時半から19時。定休日は月・火曜日です。
毎月の定休日については、インスタ公式でも知らせておられます。
お店は大通りに面しているものの、少し奥まった位置にあるため、見落としてしまいがち。

お店の横には、無料の駐車場があります。

土曜日の朝7時半の開店前に着くと、すでに長蛇の列。
お店の中には10人くらいしか入れないため、入店するのにも若干時間がかかります。

食パン1日820本、カレーパン1日240個など、「パン・ドゥ・マルシェ」の人気ぶりが分かりますね。
パンは1個250円前後。
パンはどれもボリュームがあり、満腹感が半端ないです。
どれも個性的なパンなので、いろいろな味が楽しめますね。
なお、店内にイートインスペースはありません。
