滋賀から京都大原三千院への行き方
滋賀から「京都大原三千院」(以下、三千院)へ向かう際は、車で出かけると便利です。
実は、「琵琶湖大橋」から「三千院」までは約18キロ。車では約25分。
滋賀から「三千院」へのアクセスが非常に良いため、当サイト『琵琶湖一周マップ』でも記事にします。
「三千院」は、京都のはずれにあるため、観光客も比較的少なめ。
落ち着いた雰囲気で拝観することができるのも、おすすめポイントです。
三千院の駐車場は?
「三千院」へ向かう際は、有料駐車場を利用する人が多いです。
私自身は、「三千院」へ出かけるついでに、いつもお漬物を買っているため、「志ば久(しばきゅう)」の無料駐車場(マップ)を利用しています。

滋賀方面から向かう際は、国道367号を真っすぐ進み、「京都バス大原駅ターミナル」を越えて、すぐ左側にあります。


広々とした駐車場で、ゆったり停めることができます。

「三千院」へ向かう道中には、のどかな紫蘇畑が広がっています。
紫蘇は、ちょうど今頃が収穫期だそうです。

出かけたのは、7月末の平日の10時半過ぎでしたが、ご覧のとおり、人影はまばら。

夏の暑い日(最高気温は35℃以上)でしたが、参道は木陰が多く、道沿いに川も流れているため、体感温度は20℃台後半。

駐車場から徒歩約5分で「志ば久」に到着します。
お店の前には漬物樽が並んでいるため、ひと目で分かります。

この日は、「志ば久」店頭で販売されているアイスきゅうりを食べようと思っていたのですが、今は水なす(2本で税込540円)もおすすめとのこと。

涼しい店内で、水なすをいただきました。
漬物のお土産購入は後に回すとして、とりあえず「三千院」へ向かいます。
三千院の拝観料は?

こちらは、御殿門。
この門をくぐってすぐのところに、拝観受付があります。

拝観料は、大人700円、中高生400円、小学生150円、幼児無料。

客殿へ入ってすぐ右手にある聚碧園(しゅうへきえん)は、心が洗われるような美しい庭。

庭に面したところは、お茶席になっています。

抹茶は羊羹付きで税込600円でした。
美しい庭を眺めながら、しばし、のんびりくつろぎます。
宸殿を抜けたところで再び履物を履き、お庭を見て回ります。


「三千院」の庭は手入れが行き届いており、苔が特に美しいです。

こちらは「往生極楽院(おうじょうごくらくいん)」。
国宝「阿弥陀三尊像」が納められています。
このお堂の天井(舟底型天井)には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が極彩色で描かれています。レプリカについては、宝物殿で見ることができます。

「往生極楽院(おうじょうごくらくいん)」の先には、愛くるしい表情の「わらべ地蔵」もいます。

坂を少し上ったところには「金色不動堂」があります。
こちらは、護摩祈祷を行う祈願道場として建立されました。

「宝物殿」は、出口の手前にあります。

「三千院」を出てすぐのお店では、紫蘇ジュース(税込300円)が売られています。
この日は、八つ橋もサービスでいただくことができました。
水分補給もしっかりできたところで、帰路につきます。
再び「志ば久」に立ち寄り、京漬物3点1,200円と、しば漬けの新漬(しんづけ)500円を購入しました(税込計1,836円)。
土井志ば漬本舗 本店でランチ
その後、向かったのは「土井志ば漬本舗 本店」(マップ)。

国道367号を車で走っていると、左側にあります。
駐車場も広々しています。

店内は席もゆったりしていて、清潔感あふれた空間。
出かけたのは平日12時半過ぎでしたが、すぐに座ることができました。
席数も多いため、比較的、待ち時間なく入れそうです。

食事処の窓の向こうには、紫蘇畑が辺り一面に広がっています。

注文したのは、さわらの西京漬膳(税込2,420円)。
西京漬は、ほのかな甘味があり、魚の旨味が口いっぱいに広がります。
そして、御膳についてきた紫蘇ゼリーがまた最高の味。しっかり紫蘇の味が感じられます。

御膳には、お漬物のビュッフェも含まれています。
ごぼうやかぼちゃの漬物も美味しかったです。

ビュッフェには、さらにパスタやマカロニもついていて、ボリューム満点。
大満足のランチでした。