名称:三上山(みかみやま)
標高:432m
住所:滋賀県野洲市三上
TEL:077-587-0383
入山料:大人500円(小学生以下無料)
駐車場:無料
御上神社HP(公式)
*
マップ
「三上山」を訪れるのは、7~8年ぶり。
ブログ仲間である山本りとさんが「ゆるりと一人旅」で富士登山されたのを見て、私も「近江富士」として知られる「三上山」へ登ってみることにしたのです。

とはいえ、この日の最高気温は36度。
午前中は若干気温が低いものの、それでも32度。
かなりの暑さです。
500mlのポカリ2本をリュックに入れ、いざ出発です。
三上山:駐車場や入山料は?

「三上山(みかみやま)」の標高は432メートル。
麓から山頂までは、徒歩で約1時間。
そのため、気軽に登山できる場所として、ファミリーにも人気のスポットになっています。
「三上山」は、その形の美しさから、「近江富士(おうみふじ)」とも呼ばれています。
俵藤太秀郷(たわらとうたひでさと)の百足退治の伝説があることから、「ムカデ山」と呼ばれることもあります。
さらに、神が宿る山ということで、かつては「御神山」とも呼ばれていました。
「三上山」には、今から2,200余年前、天之御影神(あめのみかげのかみ:天照大神の孫)が降臨されたという言い伝えがあります。
それ以来、「御上神社」では「三上山」を神体山として祀っています。

「三上山」へ向かう際は、「御上神社(みかみじんじゃ)」の参拝者駐車場を利用すると便利です。
駐車場には、70台駐車可。
駐車場代は無料です。

ただし、駐車場横の看板には、「三上山維持管理の為、入山初穂料の納入にご協力をお願い申し上げます」と書かれていました。
実際には、この料金を支払わずに登山する人もいるでしょうが、入山初穂料を納めるのはマナー。
入山初穂料は、大人500円(小学生以下無料)。
納入場所は、「御上神社」社務所(8時半~16時半)です。

駐車場のすぐ目の前に、御上神社の大鳥居があります。
社務所は、楼門をくぐったところの左手にあります。


社務所で500円を納めると、「三上山登拝記念の道中安全守」を授かることができました。
その場で、日付も入れてくださいます。
巫女さんに「三上山に熊はいますか?」とうかがったところ、「熊はいません」とのことで一安心。
ただし、「猪はいます」とのことでした。
御上神社から三上山 表登山道入口への行き方
「御上神社」から「三上山」表登山道入口への道順は、以下のとおりです。


「御上神社」を出た後、横断歩道を渡らず、国道に沿って進みます。



「三上山登山口」交差点を右へ曲がり、そのまま真っすぐ進みます。

100メートルほど進んだ後、「三上山表登山道」の表示に従い、左へ曲がります。


道なりに進むと、登山道の入口があります。
三上山 表登山道入口から山頂への行き方
「三上山」の表登山道入口から山頂までは約1キロ。
体力を要しますが、起伏に富み、フィールドアスレチック気分を味わえます。
道中には、案内表示がいたるところにあるため、道に迷う心配はありません。
魚釣岩と石段


表登山道へ入ってすぐ右手に「魚釣岩(うおつりいわ)」があります。
大昔、神がこの岩の上から魚を釣っていたと言われています。

「魚釣岩」から先は、石段が続きます。
が、私の体力はすでに限界。運動不足を痛感します。
中腹から道が険しくなる

「三上山」山頂まで700メートルの地点に来ました。
登山道は木陰のため比較的涼しいのですが、体力の消耗が激しく、すでに汗だく。
100メートルごとに小休憩を入れながら進みます。

再び、怒涛のごとく石段です。

石段が切れたかと思うと、今度は、険しい山道に変わります。

なんとか、「三上山」山頂まで400メートルの地点に来ました。
何回も言いますが、私の体力はすでに限界です。
鎖をつたって登った先に、割岩が

すでにヘトヘトですが、山頂まで400メートルの地点から、道はさらに険しさを増します。
途中「割岩(われいわ)」の表示がありました。
体はヘトヘトなのに、「割岩」の方へ吸い寄せられました。


なんと、鎖をつたって、大岩を登ります。
これは、もうサバイバル。

よじ登ったところには巨大な岩が2つ。
岩と岩のわずかな隙間を通っていくのですね。
とても狭いので、体格のいい人には厳しそうです。
この「割岩」を抜けると、再び登山道へ合流します。
素晴らしい眺望の展望台へ

道はさらに険しくなりますが、ところどころ手すりもあるため、助かります。
手すりをつたって、大岩の上を登っていきます。

そして、ついに視界が開けました。
眼下には、湖東平野が広がっています。


さらに先へ進むと、展望台がありました。
どうですか、この素晴らしい眺望。
ゆっくり眺めていたいところですが、ここは陽をまともに受けて暑すぎです。
御上神社の奥宮へ

展望台からさらに登ると、ついに山頂へ到着しました。
「近江富士432m」の看板の存在感がすごいですね。

山頂には、「御上神社」の奥宮(おくみや)があります。
やはり神体山。厳かな雰囲気が漂っています。

ちなみに山頂の気温は27度。
ちょっとだけ涼しいですが、体力はすでに限界。
すぐに引き返しました。